※この記事は2016/09/12に個人ブログにて公開したものを再掲したものです。

何とも透明感のある少女じゃないか!
すらっとした鼻筋、左目の下の泣きぼくろ、愛くるしい猫目、さらにあひる口、その全てがパーフェクト、、、
付き合えるものなら誰だって付き合いたいぐらいの可愛さを備えた彼女ですが(俺は内面重視だからって人は置いときます)、残念なことに?3DCGによる偶像なんだから、それも当然の話っちゃ話。


とはいえ、こんなすごいCGを作るのは並大抵のことじゃないし、センスも抜群じゃないとできません!!
しかも、これ、大人数でやってるプロジェクトじゃないんです。
夫婦、しかも、独学で3Dグラフィックを学んだ方の作品なんです!
(←二人の公式twitter)
2015年末から「不気味の谷」を超えた、と話題になっている彼女ですが、名前は「saya」というらしく日本人の若い女の子をイメージして作られています。
日本人の若い女の子は特に造形部分で非常にハードルが高かったのですが、湿度を含んだ柔らかい感触、この年代のもつ透明感、日本女子の柔らかく優しい感じなどを目標に作成 HPもアップしました http://t.co/Ft7KgSxFG9 pic.twitter.com/uGDkYZrSfZ
— TELYUKA (@mojeyuka) October 13, 2015
ここでも、紹介されている公式HPなのですが、ここに載ってる断片的な作品(もちろんそれらもsayaのごく一部)がこれまたすごい。

絶妙なくたれ具合とでも言いましょうか。
あまりに見事過ぎて視覚以外の五感も同時に刺激されているような気分になります。
そして、これらの作業、手作業でやっているらしいのです。
ここで取り上げる「Saya」(TELYUKA、2015)を始めとするデジタル・ヒューマンは、そうした最先端のコンピュータグラフィックスを表現媒体としながらも、CG アーティストによる人体の精細な観察によるドローイングとスカルプティングから生まれています。デジタル・ヒューマンを創造する過程においては、CGアーティストが人間という現実(リアル)を観察、触知、体験し、現実(リアル)から得たエッセンスをデジタルデバイス上に少しずつ再現していきます。
Virtual Human Projects
要は、この出来は人間の手作業によってこそ為し得た、ということなんですね。
将来的には道案内を「siri」みたいな感じでこの子に頼んだり、情報機器に疎くても親近感を持って人工知能=AIと接することが出来れば、ということらしいです。
と、まぁここまでくると動いてる姿を見させてよ!!ということに欲望の塊である人間ならばなるわけですが、ついにその夢が年内には叶うかもしれないのです!

しかも、二人の女子高生と!!VRで!!
もう一人の女子高生「友香」は「yuka」とは様々な面で対照的なキャラクターになるらしく、そちらにも期待十分なんですが、
その二人が登場する1、2分の動画を今秋に発表するようです!!(ということはそろそろか?)
そしてそして、年内にはそれをもとにゴーグルをはめてその二人と同じ空間にいるかのような仮想現実=VRを実装予定だ!というのですから、非常に楽しみです!!

グーグルやアップルがVR産業に参入し、目まぐるしい発展を遂げている昨今。
近い将来、VRを使って女子高生と合法的に街中をデートしたり、イケメンに横で教えてもらいながら料理したり、といったことが現実に起こるかもしれませんね!!
これを書きながら、なんとなく『2001年宇宙の旅』の「HAL 9000」を思い出しました。
AIの進歩もすごいみたいですね。