軽快・爽快・痛快……拍手喝采 NEW WAVE -チンピラ-CINEMA

目次
作品情報
タイトル | ハワイアン・ドリーム |
監督 | 川島透 |
制作年度 | 1987 |
制作国 | 日本 |
出演者 | 時任三郎/ジョニー大倉/ タムリン・トミタ/殿山泰司/ 多々良純/桃井かおり |
脚本 | 川島透 |
音楽 | 加藤和彦/朝妻一郎 |
メーカー | ポニー・キャニオン |
ジャンル | ドラマ |
備考 | DVD未発売 |

あらすじ・解説
1984年公開の「チ・ン・ピ・ラ」の続編的作品。脚本・監督を担当したのは川島透。撮影は前田米造が務めた。舞台をハワイに移し、チンピラ2人が繰り広げるてんやわんやのアクションストーリー。
日本を飛び出した達彦と翔史が、多くの人種が入り雑じるホノルルのダウンタウンに現地の日系人として住み付き3年が経った。観光客相手にマリファナの密売や日本人女性をナンパしたりと好き勝手し放題。達彦も翔史はそれぞれ恋人と呼べる女性もおり、気の合う友人たちともうまくやっていた。ある時、地元のビッグネームでもあるモランがマフィアと通じていることを知る2人は、不法滞在などこれまでの数々の罪と引き換えに、警察からモラン追跡を依頼されることになってしまう。
https://www.allcinema.net/cinema/
感想
これはかなりきつい映画だった。
個人的な感想であることはもちろん前置するとして、面白くない。
ハワイであこぎな商売で稼いでるチンピラ日本人2人が、どでかい悪事を暴くという話。
登場人物の心理描写に深みを持たせたいのか、飽きさせないためにか、とにかく音楽を流しまくってて、それがキツかった。
MTVスタイルみたいに音楽に沿った動きだったりカット割りだったらそれはそれで見てられるんだけど、あくまでストーリーを補完するための音楽ですよって感じがきつい。
マジで音楽が少なくなる後半までは頭に何も入ってきてない。←お茶をマリファナと言って売る2人
主役のチンピラ2人にはそれぞれ恋人がいて、そこの人間関係も描いている。
ただ、賑やかしとして機能していなくて、このドラマのサスペンスの要素を薄めてしまっている。
ハワイの空気感のぬるさが映画に移ってしまっているのかもしれない。
この映画がクソ寒いモスクワで撮影されていたらと考えるとそれだけでかなりマシに見える気がする。
それくらいハワイを活かせていない。
遊びまくってた2人が真面目に事件に向き合い死を経験する中で、人間的にも成長していく様も何がかっこいいのか分からない。←ラジオDJのレイコ(桃井かおり)
←ダンサーを夢見てるカレン(タムリン・トミタ)と達彦(時任三郎)
時任三郎、ジョニー大倉、桃井かおり、タムリン・トミタが演じる若者4人よりも敵味方関わらずおじいちゃん達の方が魅力的だった。
おそらく、話が現実離れしているにもかかわらずコメディの要素がなく、おじいちゃん達が道化役を少し買っていたからだろう。←ご飯を食べてるシーンは良かった。
観賞後すぐ記憶をかき集めて書き進めているが、もう伝えたいことはない。
カーアクションもあって、ロケ地含め撮影に金もそれなりにかかってると思う。
B級C級映画の安っぽい魅力もなく、最後まで何を見せられているのか分からなかった。
しかし、これが80年代後半の時代の感性なのかもしれない。
とりあえず、そう思い込むことにした。
主題歌の竹内まりや「夢の続き」は良い曲です。
俺は長男としてそう思った。
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最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。
VHSを観るためにはビデオデッキが必要です。
わざわざ面倒なことをしてまでこんな映像を観る必要があるのか、正直分かりません。
なんなら「面白くないね〜」と思いながらエンドロールまで観終わっちゃう場合が殆どです。
しかし、なんでもない時間を愛する力と宝探しのワクワク感が得られることは間違い無いでしょう。
それでは、みなさん良きVHSライフを!!
