女の子がLOVEを探して闘うラブコメSF『トゥインクルハート　銀河系までとどかない』(1986)をVHSで観た感想。

外宇宙を舞台に、三人の美少女がお宝物<LOVE>を追いかける。
究極のSFギャルズアクション第１弾!!

作品情報

タイトル	トゥインクルハート 銀河系までとどかない
総監督	奥田誠治
制作年度	1986
制作国	日本
声の出演	チェリー：柴田由美子 レモン：岡本麻弥 ベリー：山本百合子 ゴッド：柴田秀勝 Ｊ・Ｊ：矢尾一樹 セシリアン：榊原良子 シャイミィ：高田由美 バット：伊藤美紀
脚本	寺田憲史
作画監督	山本佐和子 谷口守泰 村中博美
ジャンル	ファンタジー、コメディ
備考	DVD未発売、OVA

あらすじ・解説

　美少女3人組を主人公にしたコメディーSFもののOVA。音楽会社クラウンレコードが本ジャンルに初参入した作品でもある。

　天竺界にいる謎の老人「オー！ゴッド」から弟子の美少女3人組がある命令を授かった。それは失われた宝物＝LOVEの捜索および奪還だ。巫女のチェリーとレモン、そして「オー！ゴッド」の跡を継ぐベリーの3人組は天竺界を旅立つが、探索の途中で地球に立ち寄り、そのまま住みつくこととなってしまう。宇宙船をハンバーガーショップに変えた3人娘は女子高校生として地球での生活を開始。昼は学校へ通い、放課後はハンバーガーショップで生活費をかせぎはじめるが。

　本作の実制作は原作・総監修のアニメ作家・奥田誠治のプロジェクトチーム永久機関やアニメアールがメインで行った。

https://www.allcinema.net/cinema/

感想

女の子三人が師匠「オーゴッド」の指令で「LOVE(お宝)」を集めるって、突っ込みどころしかない始まりだが、内容はいかにも当時のアニメ好きが見たそうなものが詰まっている。

美少女(絵のタッチも違う)が三人、ロボットアクション、戦闘機、ハンサム君、少しのお色気、最後には一応ハンバーガー。

お宝を求めてある惑星に到着したら、動くぬいぐるみを発見。
他のトレジャーハンターJ・Jと取り合いに。
このトレジャーハンターがかなりスカしたイケメン野郎でレモンちゃんはゾッコン。三人が通っている学校に転校してきた「佐伯」君に激似なんだけど、なぜかJ・Jは俺は佐伯ではないと否定し続ける。
このアホなやりとりはよくわからない。

実は、動くぬいぐるみはゼペット博士？が発明した「命のエキス」という技術によるもので、それを悪党に使われてしまってさぁ大変。

セシリアン様率いる悪党達は、ぬいぐるみ軍団を使って美少女達を攻撃しまくり。ゼペットさんを捕らえて、命のエキスを寄越せと言ってくる。

ここから、戦闘機アクションやら、ライトサーベルみたいなものを使ったソードアクションやらを堪能できる。

敵の本拠地に乗り込んだは良いものの敵いそうにもなく、J・Jは奈落の底へ。
カニとゴリラとカメレオンが合体したみたいな強すぎるロボットにチェリーもベリーも即負け。
レモンちゃんも壁に叩きつけて潰され、絶体絶命。。。

と思ったら突然光り出す演出が始まっちゃいました。
レモンちゃんが潰されたと思ったら、光に包またスーパーサイヤ人になって、一網打尽。

一件落着して、平穏な毎日に戻った三人。

学校生活の傍ら、ハンバーガー屋にカモフラージュした宇宙船で小遣い稼ぎ。
そこに相棒のドーベルマンを連れたJ・Jこと佐伯君が登場してバーガーを注文。佐伯君は生きていた！レモンちゃん超ハッピー。

ってこれ私は何を見たんですか？？

俺は長男としてそう思った。

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最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。

VHSを観るためにはビデオデッキが必要です。
わざわざ面倒なことをしてまでこんな映像を観る必要があるのか、正直分かりません。

なんなら「面白くないね〜」と思いながらエンドロールまで観終わっちゃう場合が殆どです。
しかし、なんでもない時間を愛する力と宝探しのワクワク感が得られることは間違い無いでしょう。

それでは、みなさん良きVHSライフを！！

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