みんなビンボーが悪いんやー!!

目次
作品情報

あらすじ・解説
漫画家・高橋留美子の短中編の通称「るーみっく・わーるど」の一編をOVA化したシリーズ第2弾。
https://www.allcinema.net/cinema/
宇宙の犯罪者を追うスペースパトロールの美女マリス中尉。任務を終えてようやく休暇を得られると思ったのもつかの間、怪力の彼女はパワー抑制ギプスを着けずにいたため、組織の管理する宇宙船を傷つけてしまう。かねてより生活能力の無い両親のために仕送りを続けていたマリスだが、今回の一件でさらにお金がかさんでしまう。「みんなビンボが悪いんや」と嘆くマリスに与えられた次の任務は……。
本作は前OVA『炎(ファイヤー)トリッパー』に続いて製作されたが、内容は一変してギャグとアクションのテイストが増加。原作が短編ゆえ、45分の長さにするためマリスの生い立ちなど、アニメ版独自のエピソードを盛り込んでいる。
感想

「うる星やつら」にあるようなSF・美少女・庶民感のうまく融合したコメディ。
「犬夜叉」世代の私もこっちの方がかなり好み。
高橋留美子は短編読み切りをたくさん出していて、「人魚シリーズ」は妖怪譚だったり、民族伝承の要素もあって面白くて読みやすい。
主人公のマリスは故郷を失ったタナトス人。
「ビンボーが悪い」がモットー。
地球人の6倍の力を持ているもんだから船やら機材を壊しまくりで、常に返済に追われ、スペースパトロールとバイトで日銭を稼いでいる。


力を抑えるために常に抑制ギブスをつけている。
そんな中、黄金丸という金持ちの息子を誘拐犯から取り戻すという任務が入る。
御曹司の玉の輿になって大金を手に入れるチャンス!と張り切るが、そんな甘いもんでもない。
誘拐犯は完全に見た目がシャーなのはさておき、誘拐犯のボディーガードは顔なじみで因縁のある同じくタナトス人のスー。

船の造形と内装がスターウォーズっぽいなーなんて思っていたら、途中ダースベーダーっぽい影がちらり。

スーとマリスの因縁の対決は、序盤ギブスにロックをかけられ劣勢だったが、なんとか外して大勝利。

誘拐犯が登場し仮面を外せば、なんと彼こそが黄金丸だった。
スーが黄金丸を誘拐し、それに付き合っていたのだという。
黄金丸と見つめ合ってビンボー脱出か?と思いきや、、、、
黄金丸は負けたスーの涙を拭いて、愛を囁く。
「みんなビンボーが悪いんや〜!!!」
マリスの叫び声が宇宙に響いたのでした。
女の涙に男は弱い。
そんなラストがあまりにくだらなかったので昔からある理想の女性観への皮肉っぽくもあった。
いやー、俺は不器用でも金のために本気のマリスの方が良いけどな〜。
最後に10分ほどアニメの制作現場やらのメイキングがついていた。

当時のアニメの制作現場って女性もかなり多いんだなー、今はどうなんだろう?
皆さんお疲れっす。
俺は長男としてそう思った。
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VHSとの出会いのなかで得られるエンタメ体験も捨てがたい、、
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配信内容も結構な頻度で入れ替わるので、もう観れないと思っていた作品があるかも????(アマプラさん、昭和ウルトマンシリーズもう一度観れるようにしてください、、😭)
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最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。
VHSを観るためにはビデオデッキが必要です。
わざわざ面倒なことをしてまでこんな映像を観る必要があるのか、正直分かりません。
なんなら「面白くないね〜」と思いながらエンドロールまで観終わっちゃう場合が殆どです。
しかし、なんでもない時間を愛する力と宝探しのワクワク感が得られることは間違い無いでしょう。
それでは、みなさん良きVHSライフを!!
