ジェイク・タイガー、またの名をブラストファイター。
報復の血に飢えた一匹狼。

目次
作品情報
タイトル 原題 | 地獄の戦士ブラストファイター BLASTFIGHTER |
監督 | ジョン・オールド・Jr |
制作年度 | 1984 |
制作国 | イタリア |
出演者 | マイケル・ソプキー ヴァレリー・ブレイク ジョージ・イーストマン リチャード・レイモンド |
脚本 | ルカ・フォン・ライト マックス・フォン・ライト |
音楽 | アンドリュー・バリモア |
ジャンル | アクション |
備考 | 劇場未公開、DVD未発売、OVA |

あらすじ・解説
殺人罪の服役を終え町へ戻って来た元警官。無差別に狩りを行う若者たちとの間に生じた対立は度重なる嫌がらせを招くが、親友が殺されるに及んで主人公は遂に復讐を決意する。人間狩りをモチーフにしたB級アクションで、各種弾を駆使した特殊ショットガンによる反撃シーン自体はラストの15分程度だが、8年ぶりに再会した娘との心情描写を始めイタリア製の割りには構成が安定しており全体的には退屈しない出来になっている。
https://www.allcinema.net/cinema/
感想
監督はゾンビを悪魔に置き換えた変わり種のホラー、『デモンズ』シリーズで知られるジョン・オールド・Jr(ランベルト・バーヴァ)。
B級しか撮ってないとはいえ、持ち味はどっちかといえばホラーにあるのだろうが、今作ではサバイバル風アクションをやっている。
前半、前科のある警官と若者の小競り合いを軸に話が進んでいく。
よく分からないカットが多いのはどのB級映画でもよくある事だが、こんなにも鹿のカットが入るのは初めての経験である。
その理由がとにかく変で、元警官は若者が鹿を無差別に狩るのがどうも気に食わないらしい。
若者等は元警官に嫌がらせをしまくる。

哺乳瓶まで買って世話しようとしていた小鹿を斬殺する若者たち。
家の入り口に鹿の死体をぶら下げる若者たち。
車に悪さをする若者たち。

どんな仕返しだよという気持ちが湧くのはさておき、1人の女性が現れてから物語は彼の過去に少しづつ焦点が当たってゆく。

厄介な小娘だと思っていた女性は自分の実の娘で、娘は彼と親子として普通に生活していく事を望んていた。

しかし、父親である彼には酷い過去がある。妻と警官仲間を同一犯の男に殺され、証拠が見つからなかった彼を感情のままに撃ち殺してしまったのだ。
娘と生活するため町を出ることに決めた矢先、乱暴な若者等が娘を含めた友人たちにちょっかいをかける。
殴り合いはエスカレートし、若者は親子の友人2人を殺してしまう。
目撃者である娘と因縁の父親を殺すため、若者は大勢の仲間を集めて勝負を仕掛ける。
山を越え谷を越えで、大規模な、しかしチンケな追いかけっこが始まるわけだが、なんとカヌーで川を越えるシーンまである。


脚から銃弾をナイフで取り出したり、ヘリを使った空からの銃撃まで始まったりとそれっぽい事をやりたい放題していくわけだが、娘が殺されてから本当の復讐が始まる。

いや、こっからドンパチありすぎ。
アクション映画ってのはこんなもんか。
最後は、若者のリーダーの兄貴であり、昔ちょっと因縁のあった髭面のっぽと一対一でやりあって終了。

ジャケットとタイトル的にマッドマックスのパクリみたいなヤツ期待してたら片田舎ショットガンアクションだった。
実際当初はSFものの制作を予定していたようだ。
間違いなくマッドマックスを意識している。
時間が90分なのでまだ許せる。
田舎の山が基本舞台になってるので、カントリーっぽい音楽やらバンジョーの音が随所で流れててそれは良かった。
ラストの一対一もも西部劇っぽい終わり方で、マカロニ・ウエスタンの伝統がチープさを抜きにしても受け継がれていると言ってもいいだろう。
俺は長男としてそう思った。
ネット在庫情報
動画配信サービス

VHSとの出会いのなかで得られるエンタメ体験も捨てがたい、、
しかーし!、ご自宅や出先で気軽に楽しめる各種動画配信サービスが沢山あります!!!
たった一つのストリーミングサービスに登録するだけで数万〜数十万の動画コンテンツを観れてしまうなんて、、、、、
配信内容も結構な頻度で入れ替わるので、もう観れないと思っていた作品があるかも????(アマプラさん、昭和ウルトマンシリーズもう一度観れるようにしてください、、😭)
・『dTV』 (音楽・アニメに強い)

・『U−NEXT』(コンテンツ数国内最多)

・『FOD PREMIUM』(国内ドラマ・バラエティに強い)

・『DMM 見放題chライト』(パチスロ、アダルト❤️動画はココ)

・『amazon prime video』(他サービス使えてコスパ最強!!)
最後に

ここまで読んで頂きありがとうございます。
VHSを観るためにはビデオデッキが必要です。
わざわざ面倒なことをしてまでこんな映像を観る必要があるのか、正直分かりません。
なんなら「面白くないね〜」と思いながらエンドロールまで観終わっちゃう場合が殆どです。
しかし、なんでもない時間を愛する力と宝探しのワクワク感が得られることは間違い無いでしょう。
それでは、みなさん良きVHSライフを!!
